第34章仕事から迎えに来ました

もしこれが以前のことなら、ジェイソンとデイジーは当然のように大喜びしていただろう。

しかし、昨夜の出来事のせいで、二人は心底怯えきっていた。

彼らは口を利くことも、ダイアナの目を見ることもできなかった。

その男は気づかないふりをして、ジェイソンとデイジーを二階へ促すと、ダイアナのそばに歩み寄り、彼女の肩に腕を回してドアの方へとエスコートした。

「さあ、行こうぜ!君の新しい職場がどんなところか、まだ見てないからな。イケメンはいるのか?」

「ヘンリー、あなたって人は……」ダイアナはようやく口を開いたが、二言三言も発しないうちに彼に制止された。

「シーッ!ダイアナ、朝っぱらから不景気な話...

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